ご提案可能な翼形状
攪拌翼の選定は、液体の粘度、撹拌目的(混合、溶解、分散、熱交換など)、容器の形状、
そして求める撹拌効率によって大きく変わります。ここでは、代表的な翼形状とその特性をご紹介します。
大型撹拌翼
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中低回転数・低~やや高粘度ホームベース(HB)翼
名古屋工業大学との共同研究により開発された高効率新型撹拌翼「ホームベース(HB)翼」は、低粘度から高粘度まで幅広い粘度域で優れた混合性能を発揮します。従来の翼に比べ、省エネルギーで高効率な撹拌を実現するため、コスト削減や生産性向上に貢献、シンプルな構造で洗浄性にも優れます。
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中低回転数・低~中高粘度特殊門型翼
独自の門型計上を持つ特殊翼は、一般的な翼では対応が難しい高粘度液の混合、強いせん断、効率的な熱交換など、多様な用途に対応します。液面からの気体巻き込みなど特定のプロセスにおいて、通常の翼では得られない高い性能を発揮します。
ヘリカルリボン翼
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低回転数・高粘度ヘリカルリボン翼
リボン状の形状を持つリボン翼は、特に高粘度液の混合や粉体の攪拌に適しています。複雑な流動を生み出し、高い粘度の中でも均一な混合を促進するため、樹脂やペースト状の材料の攪拌に強みを発揮します。当社では古くから使われているヘリカルリボン翼、Wヘリカルリボン翼だけでなく、改良型タイプまで幅広く製作しております。改良型は軸がなく、高粘度液に低粘度液を混合する時の混ざり易さ、槽底部の混合改良、軸付近の流動性向上が図られます。
一般翼
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中低回転数・低~中高粘度パドル翼
パドル翼は、傾斜、羽数、多段式な仕様に対応し、中粘度から高粘度液の穏やかな混合や撹拌に適しています。広い範囲にわたり均一な流動を確保し、壊れやすい粒子を含む液体の混合などにも使用されます。
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低回転数・やや高粘度アンカー翼
容器の壁面に沿うような形状のアンカー翼は、幅広い粘度の混合、熱交換、固形物の沈降防止に効果的です。容器の内壁に付着しやすい液体の撹拌や、熱効率を高めたい場合に選ばれます。
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中高回転数・中低粘度タービン翼
シンプルなディスク形状のディスクタービン翼は、主に低粘度液の均一混合、懸濁、溶解に適しています。高い回転数で強力な流動を生み出し、沈降しやすい固形物の懸濁などに用いられます。より強い剪断作用を求める場合、ノコ刃状のエッジを有したエッジドタービン翼が選ばれます。
多彩な翼形状・多軸仕様
その他、プロペラ翼、後退翼をはじめ、平行二軸・同芯二軸仕様の製作にも対応可能。高度な設計力と製作技術で、多様なニーズにお応えします。
撹拌研究ラボで様々な翼形状の実験が可能
高砂化工機は、お客様の攪拌に関するお悩みを解決するためのお手伝いをいたします。自社の撹拌研究ラボでは、机上の理論だけでは決めきれない、実際にどの撹拌翼が最適なのかを、様々な翼形状や条件で実験し、確認することが可能です。お客様の特定のプロセスや液体の特性に合わせて、ラボスケールでの攪拌実験を実施し、最適な翼形状や撹拌条件を導き出します。また、ラボ用撹拌翼の製作実績も豊富にあり、お客様のラボに合わせた撹拌翼の設計製作も承りますので、お気軽にご相談ください。最適なソリューションを見つけるために、私たちのラボをぜひご活用ください。