検査・点検工事について
化学・食品工場の製造プラントにおける、各種検査・点検工事を実施します。
機器類の修理も含みます。
弊社における検査・点検工事の流れ
此処では、検査・点検工事、機器修理工事についての
ご用命を承る場合について、ご案内しています。
1)調査
弊社担当営業、技術要員が、お客様の生産現場にお伺いし、
ご要件のお打合せ及び該当の設備の状況を確認します。
もしも、緊急を要するご要件の場合は、早急に概算の費用をご案内いたします。
お客様のご了解の元、最短納期で施工します。
2)御見積
お客様と事前に御打合せを行いつつ、ご要望事項、機器図を基に費用を積算します。
又、お客様の生産状況や生産計画、その他のご要望を考慮しつつ、
資材手配後から入手までの所要日数、
及び工事に関わる所要日数を把握し、御見積をご案内します。
3)ご成約
御下命後、工事の施工の為の人員を選任します。
着工日から完了日の期間中、
お客様の設備、資材、社員の皆様の安全には万全の体勢で工事に臨みます。
4)検査・点検
検査終了後、お客様へ検査報告書をご案内します。
5)修理の御見積、お引取り
検査・点検の結果、修理が必要と判断された場合は速やかに修理の御見積をご案内します。
6)修理
修理後、社内検査を経て、お客様へ納入します。検査報告書もご案内します。
工事の種類
機器定期検査
化学・食品業界の設備において定期検査が必要な機器類があり、
弊社は下記の様に対応します。
◇第一種圧力容器の性能検査
厚生労働大臣から登録された検査機関による性能検査を、
年に一度受験し検査に合格する必要が有ります。
検査前に容器を開口し内部の損傷の状態を記録しつつ受験の準備を進め、
検査後は容器が稼働できるように復元しなければなりません。
弊社は第一種圧力容器の性能検査において
・準備
・性能検査時の立会
・検査後の容器の復元
を執り行います。
第一種圧力容器の整備でお困りの場合、弊社にご相談ください。
◇地下貯蔵タンクの定期点検(一重殻タンク)
危険物を貯蔵する地下タンクは、通常で設置後15年を超えない場合で3年毎、
15年を経過した場合は1年毎の定期検査の実施が義務付けられております。
弊社はお客様が保有されている地下貯蔵タンク定期点検の際、
検査専門の人員を派遣致し検査を執り行います。
◇第二種圧力容器、小型圧力容器の自主検査
これらの機器類は、年に一度自主検査を行い、
検査の記録を3年間は保存する事が義務付けられております。
弊社はこれらのメーカーですので、機器の各部の状態等を記録し、
必要な整備を行います。
設備点検
お客様の設備についての点検を行います。概ね下記の様な項目です。
・配管調査
系統毎に配管の老朽化の具合、及び漏れの有無を確認記録します。
・計器類、安全弁点検
設備に使用されている機器類の点検保守を実施します。
設備機器の不定期点検
◇撹拌機点検・修理
貴社に於いて、整備無しで長年可動している攪拌機は有りませんか・・・
減速機オイルの劣化、ベアリング・オイルシールの劣化、軸封装置の摩耗、
槽内軸受けの摩耗、性能の低下や異物混入の遠因にもなり得ます。
お早目に点検・整備をご依頼ください。
弊社は撹拌機のメーカーです。
攪拌機に於ける様々な問題に対応します。
下記は弊社による攪拌機についての工事の一部です。
・ベアリング・オイルシール交換
・メカニカルシール交換工事
・減速機更新工事
・撹拌羽根更新工事
・槽内軸受更新工事
◆当社の特徴
点検・修理は比較的古い機種や設備を取り扱う関係上、実際の施工において、予想外の事が起こり得ます。
そう頻繁には起こりませんが・・・
例えば、お客様からお借りした図面を基に製作した部品を現場の機器に取り付けようとしたところ合わなかったり、或いは転用する筈の部品の腐食が予想以上に進んでいて使えなかったりといった具合です。
そんな時に真価を発揮するのが現場対応力です。
弊社の技術者達は、長年現場で叩き上げた経験を基に最善の方法見出します。